🤴おまけ~エリザベス親衛隊~
エリザベス1世の一生について
超長々と語ってきたわけですが
ここまで来たらついでなんで
エリザベス親衛隊とも言うべき
エリザベスの個性的な重臣たちを
紹介してやろうと思います
個性的で有能な彼らの存在なしに
英国稀代の名君エリザベス1世を
語ることはできません
人に恵まれていたエリザベス
しかしそれは
彼女が家臣の采配を間違えず
彼らの強みを最大限に活かし
何よりそんなキャラの濃い連中に
舐められなかったからこそです
ちなみにエリザベスは茶目っ気があり
気に入った重臣たちには各々
変な渾名を付けてます
『 ロバート・ダドリー 』
愛称 : TwoEyes ( お目々ちゃん )
なんやこの渾名!
そんなん言うたら
みんなTwoEyesやんけ!
…とても美しい二つの蒼い目を
持っていたから
この渾名が付いたそうで…
結婚はしないが
色んな人と恋愛は
楽しんでいたエリザベス
中でも有名なのがこのダドリーです
イケメンで背が高く
常に女王の身辺で過ごしていて
結婚さえ囁かれていた
そんなダドリーには元々
エイミーという妻がいたんですが
このエイミーがある日
階段から落ちて死んでるのが
見つかりました
「これ事故じゃなくて、暗殺じゃね?」
「ダドリーの仕業だろ!
エイミーが死ねばエリザベスと
結婚できる可能性あるし!」
これにはダドリー犯人説
エイミー自殺説があります
というのも、エリザベスとダドリーの
関係は公然の秘密ということで
エイミーも知ってました
旦那の不倫相手は女王陛下…
そりゃ文句も言えません
その辛さからか
エイミーは精神病を患ってました
日頃から精神不安定だったエイミー
突発的な自殺の線も
捨てきれないわけです
この時のエリザベスの処置が凄かった
恋人としてはダドリーと縁を切りながら
臣下としては優秀だった
ダドリーを仕えさせ続けた
妻殺しの疑いがかけられている
ダドリーと恋人関係を
続けることはできない
寵臣として地位は維持させるが
恋愛に関しては距離を置く
こんなこと普通できません
どうしたって公私混同
してしまいそうなもの
しかしエリザベスは決して
自分の感情を優先せず
あくまで政治的なことのために
バランスを取ることができた
この後もダドリーは
長いことエリザベスに寵臣として
仕えることとなります
『 ウィリアム・セシル 』
愛称 : MySpirit ( 私の精霊 )
精霊!?なんやコイツ
エリザベスのスタンドかい!
…「セシルほどの名宰相を持つ君主は
私以外にはいないだろう」
by.エリザベス…
40年に及びエリザベスを補佐した
英国の諸葛孔明と言っても
過言でない程の名宰相であった
超メモ魔で有名でした
何から何までメモして分析、検討
更に感想を加えて意見を表明した
更に天才的な記憶力の
持ち主だったそうな
一応、野暮な突っ込みを入れときます…
「だったらメモいらんやんけ!」
加えて異常に勤勉だったセシル
毎日100通近く届く色んな嘆願書を
夜帰ってから全部片づけ
朝までに返事を
全部返していたらしいです
部下曰く…
「お仕えした24年間の間
半刻さえ休んでいるのを見たことがない」
「寝床に横になっても常に
思案に耽るか読書をしていた」
「女王に助言が許される場合は
反対されても自分の考えを
変えることはない」
「それは神を冒涜することになるからだ」
「私は第一に神に至誠を
尽くさなければならない」
決してイエスマンになることなく
あくまで英国のために
働き尽くし続けたセシル
エリザベスが信頼を寄せるのも
わかります
ちなみに彼の息子のロバート・セシル
彼もまたエリザベスの有名な部下の
一人として名を刻んでいます
実はロバート、身体に障害を持っていて
腰が曲がっていた
本来、宮廷に美しくない者は
決して入れなかったエリザベス
しかし見た目に反して
彼は父を凌ぐ程に優秀だったという
その余りの有能さに
エリザベスは特例として
彼を側近に迎えたそうです
有能さでもってエリザベスの
厳しいルッキズムをも突破するとは
畏るべしセシル家ッ…!
『 フランシス・ウォルシンガム 』
愛称 : The Moor ( ムーア )
ムーア人のように肌が
浅黒かったからだそうです
…いきなり適当だな!
秘密警察長官であったウォルシンガム
国内外に情報網・監視網を張り巡らせ
反エリザベス陰謀を
片っ端から潰してきた
人呼んでスパイ・マスター!
「情報にはいくら金をかけても
高すぎるということはない」
というのが信条だったウォルシンガム
エリザベスが資金援助
してくれないもんで
私財を注ぎ込んで諜報活動に勤しみ
家計が破綻するまでやっちゃいます
どこまでスパイに人生賭けてんねん!
辺境の英国において
血統に縛られない能力を価値観として
重視したエリザベス
結果、彼女はキャラの濃い
家臣団に支えられながら
英国の礎を築いていく
その上で、エリザベスは一人の部下を
重用することはしなかった
むしろ部下たちが牽制し合うような
状況をわざと作ったりしながら
宮廷内の勢力バランスを保っていた
ヘンリー八世の遺言のまんまですね
「一人の家臣に偏らせず
分散させて統治する」
まさかこの遺言を娘が後に遂行するとは
夢にも思わなかったことでしょう
🍎アカリ🍎
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