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Blog@arabian🤴 嫌われメアリの一生~前回のあらすじ~ メアリーいい加減にしろ 少し遡ってメアリー妊娠の兆候の時の話 医者から見てもこれは妊娠間違いない! 完全に妊娠です! 人気絶不調とはいえ 国民もこれには喜んだ! 女王がご懐妊だ! フェリペの父カール五世も祝福! フェリペからは連絡ないけど! メアリー1世 おそらく人生にて 最も幸せな時 幼少期から苦労して、ストレス抱えて 精神病んで、婦人病にも罹ったけど こうして子供を身籠ることが出来た 何より、旦那は誰から見ても良い男 「(フェリペ二世と)結婚できるなんて 本当に幸せな女性」 って言われてたらしいです フェリペどんだけ人気なん? ところが予定日になっても 全然生まれない お腹も膨らんで 月経も止まって 母乳もでる 妊娠確実なのに…なんでや! 医者に太鼓判を押されておきながら 実は妊娠していなかったメアリー どうやらメアリーはこの時点で子宮癌 だったんじゃないかと言われている この時の症状は、それによるホルモン異常 のせいではないかという説がありますね ストレスもステロイドも むやみに摂るもんじゃありません そんなわけでこの後更にもう一回 想像妊娠的な悲しい事件を挟んだ後 女王になってから五年目 メアリー急に重体に陥る この時には卵巣癌を患ってたらしいです しかも同時に骨髄炎を併発 まさに危篤状態 まあ任期中にこんだけ事件が続いたら そりゃ無理ないですが 「ヤバい、これ死ぬわ…頑張って 世継ぎ残そうとしたけどダメだった…」 「まだ死ぬような歳じゃないのに… このままじゃエリザベスに王位が…」 「でもエリザベス以外の奴らはもっと ヤバいのしかいない…」 「そもそもテューダー朝の血筋はもう エリザベスしかいないし…」 「あいつのこと、アン・ブーリンが 愛人と作った子供だ! テューダーの血筋なんかじゃない! って謗ってきたけど…」 「でも、今や許す許さないの 問題じゃない… 仕方なく認めるしかない…」 「…頑張れエリザベス!お前がナンバーわn …じゃなくて後継者だ!」 死の間際ギリギリにエリザベスを 次期王位継承者に指名したメアリー 「その代わりお前 カトリックの信仰は絶対守れよ!」 「あとイングランドの 借金もちゃんと返せよ!」 「フェリペのために大陸超えて 兵送った分の損失ヤバいから!」 「ローマ教会の土地を接収してそれ 全部売っても全然足りなかったから!」 「絶対払えよ!約束しろ!」 最後の最後までメチャクチャ 理不尽な約束を突き付けてきました メアリー1世、没す なんとも悲劇的な人生を歩んだ女王 享年42歳であった ~ついにエリザベス女王誕生へ続く~ 🍎アカリ🍎 ご連絡はこちらブログ一覧
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Blog@arabian🤴 可哀想に!のバーゲンセール~前回のあらすじ~ メアリー結婚大反対反乱勃発 メアリー1世の人気が大暴落中の反面 勝手に期待を 寄せられまくってた人がいた エリザベスである 「スペインと結ぼうとしてる メアリー1世相当ヤベーって! ここはプロテスタントのエリザベスを 立てて盛り上げようぜ!」 エリザベス、メチャクチャ迷惑 「マジで放っといて… あんたらが盛り上がれば盛り上がるほど 私の身が危なくなるんだよ…」 滅茶苦茶な心労により ストレス性の腎炎に罹る 頭と腕がひどい痛みで 身動きが取れないほどの重症 可哀想に! そんなエリザベスをメアリーは ロンドンに召喚しようとする 当然エリザベスは激痛で動けない 「体調不良で行けません」 ⇒「お前反乱軍に加担してんだろ!」 凄い勢いで疑いをかけられます もう四面楚歌 可哀想に! メアリー1世、ロンドンにて 演説を行い国民を鼓舞、反乱軍を鎮圧 どうもメアリーは演説が 上手かったようで 教養の賜物でしょうか 国の内乱は事なきを得… エリザベスへの嫌疑だけが残りました あらぬ噂も流れます 「エリザベス怪しいな」 「絶対何かしようと画策しとったろ」 「エリザベスとワイアットが 接触してたらしいぞ」 「黒幕エリザベスちゃうん?」 メアリーの側近たちは満場一致で エリザベスを処刑したほうがいいと提言 まあ側近たちの判断は正しいんですよね どっちが先に殺されるか わからない世界ですから 主君の潜在的な対抗勢力は 権力があるうちに潰して 芽を摘んでおいた方がいい 可哀想に! というわけで 再度ロンドンに召喚されるエリザベス 「お前体調不良とか嘘やろ! いいからロンドンに来いや!」 …ホントに体調不良なエリザベス 十日間くらいかけて 自領から55キロほどを移動し 這う這うの体で何とか ロンドンに辿り着きます 可哀想に! メアリーに面会求めるも 速攻でロンドン塔に幽閉、三週間くらい 何の音沙汰もない中で放置される エリザベス不安絶頂 「今度こそ絶対殺される…」 厳しい取り調べも受け けれども何の証拠も見つからなかった だってホントに何も関わってないからね 可哀想に! この時、エリザベスは メアリーに手紙を送っている 「私に纏わる変な疑いが出たら 直接私に真偽を確認してください!」 「前にも申し上げましたけど ホントに頼むから私の話を聞いてください!」 「誓って絶対に自分は 反乱なんて起こしません!」 メアリー、この時にはもう完全に エリザベスが主犯だと決めつけてます 「こいつ、絶対関与してる癖に! この期に及んで まだ嘘ばっかつきやがって!」 実はこの頃、幾多の反対を押し切り フェリペと結婚していたメアリー フェリペはメアリーに助言していました 「エリザベス殺すことなくない? 止めた方が良いよ」 良妻賢母が美徳とされる カトリック教育を受けてきた上に フェリペが大好きなメアリー フェリペの言葉ならば よく聞いたものです 「じゃあ殺すのやめようかなぁ~」 と思い直し始めます ちなみにこの二年後 スペイン王として即位するため フェリペは本国に帰国 1年半後にロンドンに戻ったものの わずか3か月後には 再びスペインに帰国し 以後二度とメアリーに 会うことはありませんでしたとさ …よっぽど我慢して 付き合ってたんでしょうかね ~ブラッディなメアリーへ続く~ ❤️🔥アカリ❤️🔥 ご連絡はこちらブログ一覧
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