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Blog@arabian🤴New York City boy〜前回のあらすじ〜 犯人はテューダー朝 つい熱くなって 長々とリチャード三世について 語ってますけどね アカリはこの戯曲が好きなのです なればこそ、今、甦れ! 真のリチャード三世の姿ッ…!! 前回から推察するに テューダー朝のプロパガンダに利用された 可哀想なリチャード三世 人は敗者を貶めて信仰を集めるもの 神々と悪魔の関係そのままですね なんたってこの戯曲書いたの テューダー朝の名君エリザベス一世を 大パトロンに抱えてたシェイクスピア なわけですから そりゃあリチャード三世の 悪者っぷりにも磨きをかけますわな シェイクスピアは他にも悪者に 大体ユダヤの商人出したり (ユダヤ人は当時、卑しい金貸しとして ヨーロッパ中の嫌われ者だった) 鵜呑みにしてはいけない 背景もありますから シェイクスピア大好きっ子の アカリなれど 戯曲を読むにバックボーンを 知っておくことは大事ですねぃ 幸いにも近年ではリチャード三世の 再評価が進んでるそうで アカリが先日観にいった リチャード三世なんかも シェイクスピアの描いた姿からは ほど遠い悩み多き青年として 描かれてましてん 勿論、元のバリバリ悪役の リチャード三世も好きなんですけど 「シェイクスピアの描いた リチャード三世は、フィクションとしては 素晴らしい!でも、史実は別!」 色んな角度から楽しめるのも 歴史の面白いとこですねん 最後に、全然関係ないですけど イングランドがリチャード三世の家の ヨーク朝の時に征服した土地が ニューヨークと呼ばれているトリビアを ひとつまみお送りしておきます 💘アカリ💘 ご連絡はこちらブログ一覧
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Blog@arabian🤴蛙化現象に至る闇〜前回のあらすじ〜 おうちが血まみれ 前回、イングランド王の中でも 悪名高いリチャード三世を 少し紹介したわけですが… ほんまに? ジョン王とかは仕方ないとしても ほんまに暗君やったん? ヘンリー八世の 人間性のがヤバいんちゃうん? 貪欲にして冷酷 外見は醜悪 脊髄が曲がって脚をひきずった ヒキガエルのような男 悪行留まるところを知らず 幼い甥を含めて親族を手に掛け 最期は誰からも見捨てられ 戦場で惨殺される こんな悪魔みたいな書き方 絶対シェイクスピアの悪意ありきやろ! というのも、ほんの10年前くらいに リチャード三世の遺骨が どっかの駐車場から発見されましてん 脊椎側彎症の跡も発見されたけど 強い症状ではなく 甲冑や衣服で隠せる程度 復元されました顔も 当時描かれた肖像画とよく似た姿 「ヒキガエル」と揶揄される 醜い容貌からはほど遠い青年像 自ら斧を振るって 敵陣に切り込み、勇敢に戦った イングランドにて 戦場で死した最後の王様 作られた悪評なわけです そしてわざわざ悪評なんて流すことにゃ その後ろに損得絡みの理由があるもんで 〜リチャード三世の真相へ続く〜 💘アカリ💘 ご連絡はこちらブログ一覧
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