川崎ソープランド アラビアンナイト アカリ ブログ 🤴 裏島太郎

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🤴 裏島太郎

2023.09.23 08:00

 

 

~前回のあらすじ~

メアリーは可愛い

 

フランス王妃になった

メアリー・スチュワート

と思いきや

夫のフランソワ二世が即位後

わずか2年、たったの16歳で病死ッ…!

これを皮切りにメアリーの人生に

不幸が連続で降り掛かり始めます

二人の間には子がなく

かわってフランソワ二世の弟シャルルが

10歳でシャルル9世として即位

夫を亡くし王妃の地位を失ったメアリー

ついでギーズ家の権勢も後退

ここで摂政となったのがメアリーの姑

カトリーヌ・ド・メディシス

嫁姑問題でカトリーヌにいびられ

限界がきたメアリー

故郷スコットランドに帰ることに

しかし、長い間パリの宮廷で

すごしてきたメアリーにとって

久方のスコットランドはド田舎の後進国

スコットランド女王という肩書も

失ったフランス王妃の位と比べれば

とても大した値うちが

あるように思えなかった

そのスコットランドでは

実は大変な騒ぎが起きていた

 

 

話は10数年前に遡る

LikeAサッカーのボール

メアリーのフランス渡航後

女王不在のスコットランドは

摂政アラン伯によって統治されていた

しかし、フランスの宮廷は

アラン伯よりもっとフランス寄りな

皇太后マリーを摂政に

擁立しようと企んだ

メアリー11歳の時

パリの高等法院は

アラン伯の摂政位を剥奪

翌年には皇太后マリーの

摂政就任が実現

イングランドでは狂信的カトリック女王

メアリー・テューダーが即位

国内のプロテスタントを処刑・追放

ブラッディ・メアリーしていた

カトリック皇太后マリー

ここであえての奇策

まさかのイングランドの

プロテスタント達を匿う

敵国を分裂させる良い材料になる、と

このプロテスタント融和政策によって

6年前、セント・アンドリュース城陥落

以来フランスに囚われていた

ジョン・ノックス等

プロテスタント指導者も

スコットランドに帰国

国内のプロテスタントは

急速にその数を増やし

スコットランド独自の

新教会の創設を提議するに至る

 

 

しかし、イングランドでカトリック王

メアリー・テューダーが亡くなり

その妹でプロテスタント寄りの

エリザベスが即位すると

スコットランドでは最早

プロテスタントを認める必要性が

なくなったため、皇太后マリーは

プロテスタントへの弾圧策を再開

ただプロテスタントの側も黙っていない

国内の修道院の扉に

カトリックを弾劾する怪文書

「乞食の呼び出し状」が貼り出され

続いて指導者ジョン・ノックス等の

扇動による宗教暴動が

中部スコットランドの全域に広まった

プロテスタント勢は

王国首都エディンバラに入城

指導者ジョン・ノックスは

首都の牧師に任命された

これにより各地のカトリック教会や

修道院は暴徒による

破壊と略奪にさらされた

ところが、このプロテスタント勢力

所詮は烏合の衆

皇太后マリー傘下のカトリック勢と

フランス軍とがプロテスタント勢を

バラバラに蹴散らし

エディンバラを取り戻す

マリー・ド・ギーズと

フランス軍のタッグ強過ぎるやろ!

 

 

プロテスタント勢

アラン伯を味方につけ再結集

フランス軍の拠点リースを攻撃するが失敗

逆襲のフランス軍

スターリングを占領

更にファイフ地方に進撃

少数精鋭のフランス軍の勢い凄まじく

例によって優柔不断なアラン伯も

プロテスタントを見捨て

フランス王への忠誠を

誓おうとする有り様

コノクソジジイホンマ

プロテスタント勢

堪らずイングランドの

エリザベスに助けを求める

「どうしよう…イングランド女王が

同じ女王のメアリーに対する

プロテスタント勢反逆へ加勢なんて…」

「でも、これって正確には女王メアリー

じゃなく皇太后マリーに対してよね…」

ここで寵臣ウィリアム・セシルの献言

「女王ってばいっつもそうやって

優柔不断なんだから!」

「スコットランドのプロテスタント勢が

いなくなっては困るのは

イングランドでしょう!」

「選択の余地なんてありませんぞ!

グダグダ言わずにやりなされ!」

エリザベス、陸海から

スコットランド遠征軍派遣ッ…!!

 

 

~対決!イングランド軍へ続く~

 

🍎アカリ🍎

 

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