🤴愛散散
~前回のあらすじ~
行儀よく真面目なんて
できやしなかった〜
教皇支配からの〜卒業〜
ついに英国国教会を立ち上げ
ローマ教皇の支配から
完全に脱却したヘンリー八世
聖職者から立法権を取り上げ
教皇に上納金を納めるのも廃止
(というか禁止)
真っ向から思いっきり対立し
自分が教会のトップだという
国王至上法を通します
「我がイングランドは金欠である!
それもこれも教会や修道院が
土地も財産も独り占めして
デカイ顔してるからや!
まずこいつらから叩き潰して
財産引っぺがしてガッポガッポや!」
特に修道院はラテン語が話せる
社会的地位が最も高いエリート集団
自分たちに有利な人間を
宮廷に送り込んでは
好き勝手に支配していた
実はローマ教皇庁にスパイ送り込んで
諜報活動してたヘンリー八世
溜まっていた鬱憤爆発
「ローマにいる大使を帰国させろ!
ローマ教会との外交関係を
完全に遮断するんや!」
「なに?教皇パウルス三世から?
破門だと?弱った教皇の破門ビーム
なんて効かねーよバーカ!」
「カンタベリー大司教トマス・クランバー!
キャサリンとの結婚は無効だ!
宣言しろ!王の命令である!」
ヘンリー八世
ついにキャサリン・オブ・アラゴンと離婚
そしてアン・ブーリンと正式に結婚ッ…!!
この離婚騒動で
物凄く可哀想な人がいますね
まずキャサリン・オブ・アラゴン
死産と流産を繰り返しながらも
頑張っていたのに、一方的に離婚され
宮廷から追放され
(その部屋はアン・ブーリンに与えられた)
キンボルトン城に移され
ほぼ監禁に近い軟禁状態
そしてたった三年後に死亡
もう一人はキャサリンの子供
メアリー王女
彼女は王女から庶子へ
庶民の子供と書いて庶子
庶子になると王女ではなく
レディと呼ばれますね
プリンセス・メアリーから
レディ・メアリーへ転落
冷遇された母子は
キャサリンが監禁され死ぬまでの三年間
面会も文通も許されなかった
こういう経験から
メアリーは精神病を患っていきます
↓王妃の座を追われるキャサリンと
公衆の面前でイチャつく
国王withアン・ブーリン
一方ヘンリー八世、アン・ブーリンから
待望の男児が生まれるとワクワクしていると
いざ産まれたのは女の子
後の「エリザベス一世」
何故か絶対に男児が生まれると
思い込んで期待してたヘンリー八世
激怒
アン・ブーリンを見限り
次はアン・ブーリンの侍女である
ジェーン・シーモアへ鞍替え
ちょっと待てや!前も侍女だったし
後も侍女だしロケット鉛筆かよ!
アン・ブーリンは性格が強く
強情で嫉妬深かったらしい
ヘンリー八世が愛人作ってたのも
バチバチに責めてた
ヘンリー八世はそれが段々嫌になって
愛が冷めたらしいです
そしてヘンリー八世は
アン・ブーリンを冷遇するようになる
ここで大変なのがアン・ブーリンの一家
彼らはヘンリー八世から
王妃の身内として宮廷内で大事にされ
羽振り良く調子に乗ってた
国王の寵愛がなければ当然
その反動がくる アン・ブーリンの一家
宮廷の色んな人達から嫌われだし
一転して鼻つまみ者に
こうなるとヘンリー八世
いよいよアン・ブーリンが
邪魔になってくる
アン・ブーリンは当然離婚したくない
王妃のままでいたいし
暗殺なんか当たり前の権力争いの面
からも身の安全を図りたかった
ヘンリー八世…邪魔なアン・ブーリンを
この世から消すことにする
~アン・ブーリン、散るへ続く~
❤️🔥アカリ❤️🔥
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