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Blog@arabian🤴パーフェクトブーリン~前回のあらすじ~ マジで女王だけは勘弁 前回述べた様々な理由から ヘンリー八世は どうしても男児が欲しかった それには離婚して、新たに若い王妃を 迎える必要があったんです キリスト教において結婚とは 教会が与える神の恵み 故に離婚は教会に対する反抗であり 当時の宗教観から あり得ない行為でしたが ヘンリー八世は かなりお気楽に軽く考えてました 「俺ってばローマ教皇とも仲良いし!」 「産まれてからずっとカトリック守護者 として色々貢献してきたつもりやし!」 「過去に離婚認められた 例もあったしな!なんとかなるやろ!」 結果、全く認めてもらえませんでした 考えてみりゃ当たり前です 腐敗したキリスト教会にルターが 文句を言いまくったことをきっかけに 派閥ができ 国々がカトリック派と プロテスタント派に分かれて大荒れ 巷では破竹の勢いで 宗教改革が進んでいる そんな渦中でローマ教皇が イングランド国王の離婚なんて 認めてやるわけがないだろうがッ…! 目論見外れて 離婚できず終いのヘンリー八世 ところが今度は 王妃キャサリンの侍女を見染めて 再婚しようとします 「アン・ブーリン」 …後のエリザベス女王のお母さんです 11歳の時にネーデルラントの マルガレーテの宮殿に侍女修行に出され 当時ヨーロッパで共通言語に等しかった フランス語の習得から始まり ダンス、歌、楽器、雅な立ち振る舞い 会話術、演技、狩猟に至るまで 厳しい学校の中で色々なことを 片っ端から勉強吸収しまくりました その後、フランス王妃クロードの宮廷に移り 当時のヨーロッパ最先端の フランス式お洒落作法を身に着け アルティメット状態でイングランドへ帰国 王妃キャサリンの侍女として 出仕することになったアン・ブーリン 必然、英国宮廷内でも文化水準が 飛び抜けて高く注目の的 ~ブーリン姉メアリーの悲劇へ続く~ ❤️🔥アカリ❤️🔥 ご連絡はこちらブログ一覧
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Blog@arabian🤴アーサー王伝説~前回のあらすじ~ 中国人いっぱいつよい 絶対王政の世にあって たった300万人しかいない 弱小国のイングランド おまけに当時のイギリスときたら 議会がトップ 王権が他国に比べて必然的に弱い 議会の審議を経て承認を得なければ 何もできない 官僚制度も整ってない 常備軍も数百人しかおらず 底辺YouTuberに攻め込まれても 負けそうなレベル そりゃ教皇弱体化で 昔よりは王権強まったけど 何が絶対王政やねん! ヘンリー七世 こんな中で中央集権化を目指すも失敗 議会のジェントリ (土地も金もあるけど権威のない人達)たち の協力がなければ政権運営も儘ならず 王朝設立後に反乱多数勃発するも 国王の収入少ないわ 常備軍は役に立たないわで鎮圧不可 結局、その都度に 国民からお金を徴収したり 議会にお願いしたり とても弱い立場として テューダー朝は出来上がってきた こうなったらもうフランスかスペインと 仲良くしてイングランドを 安定させるしかない! でもフランスとは百年戦争で ずっと戦ってたから仲が悪いし嫌いだね! ここはスペイン王家に 擦り寄ることにするぜ! スペイン王女のキャサリンに うちの長男のアーサーと 結婚してくれってお願いしよ! …よし!色々と画策した甲斐あって 意外とすんなり上手くいったぜ! 結婚おめでとうアーサー! これで我がイングランドも安定するぞ! 万歳! …なに?アーサーが病死!? まだ15歳だぞ!?YAVAYだろ! 嘘だと言ってよアーサー! こうなったらもう世間体なんて 気にしてられるか! キャサリンずっと未亡人なの可哀想に! でもアーサーの弟 まだ次男のヘンリーがいるから! 結婚おめでとう!万歳! …よし!なんとか埋め合わせたぞ! これで我がイングランドも 何とか事なきを得たな! じゃあ俺そろそろ引退するね! あとはお前何とかしろよな!頼んだぞ! ヘンリー八世爆誕ッ…!! ~ヘンリー八世は離婚したいへ続く~ ✨アカリ✨ ご連絡はこちらブログ一覧
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