「こ～の支配からの～卒業～」 深夜の繁華街に響き渡る弾き語り人の あてどなく彷徨う魂の叫び 世代を問わずわりかし 人が集まっていたのを見て さすがアカリの カラオケ十八番だけあるなと 賞賛の対象をいとも容易く 己の選曲センスにすり替える 令和のリチャード三世とは アカリのことでしょう     コロナが明けて こういう風潮が解禁されたことに 浮足立ってることもあるのでしょう しかしあまりスカイウォーカーしてると ダークサイドに堕ちてまう 危険性を孕んでるんやで そんなことを考えながら 尾崎もどきを通り過ぎようとすると 「はい、迷惑だからね。 そろそろ解散して」 二人組の犬のお巡りさん… ならぬ利権の犬が 野暮な御用かましてきましてん     弾「いや､いつもここの場所に いるんですけど」 ？「ぬ～すんだば～いくで は～しりだすぅ～～」 犬「だから迷惑だから。 ここ君の私有地じゃないから」 ？「よ～え～びせぃ～ん～ YOぉぉ～Ａ～Ｂ～Ｃぃ～」 弾「いや、こんなに 集まっていただいてるし…」 犬「だからね、それが迷惑なの」 ？「な～にぃも～ははふ～ん は～ぁふぅ～んぅ～」 …オイ！ 後ろにめっちゃうるさいのおるやんけ！     この犬どもときたら 背後のご機嫌酔っ払い二人組には 目もくれず なに基準で注意しとんねん! 判断力ない警官ほどたち悪いもんないで! 指示待ち人間の意志なき信念で いきなり因縁ふっかけられて 短い人生、道なき道へ落とさるなんて 侵害人権ですわ！ 耳心地の良い街の歌声が排斥され 酔っ払いの喧騒が看過される そんなこと毎回やってないで 警官もロボットやないんですから ロボットやなくて、自分の意志で 職務を全うしてほしいもんですね     あと 大声で下手くそなﾀﾞﾐ声お届けするなら せめて歌詞ちゃんと歌えや！       アカリ   💘ご連絡はこちら💘