たまにはジムもいいじゃない というわけでたまの大事な休みの日に 性懲りもなく キックボクシングジムの体験入学へ 凝り性が性懲りもなく 懲り懲りになりながらも乗り降り そう、ノリノリで電車乗ってたんです     トレーニーアカリ 鼻歌謡いながらドナドナ揺れる 一曲目の演歌を終え 二曲目の歌謡曲を通り過ぎ 三曲目のボサノｖ… この電車、特急やんけ！ しもた！乗り換えの時に うっかり八兵衛ぶちかまし場外ﾎｰﾑﾗﾝ 目当ての駅は 過ぎ去った届かない夢のよう おセンチになってる場合か！ ノリノリＹＯ！ちゃう飛び降りろ！     降りたこともない駅にて トンボ帰りアカリ あの場の様子を目撃した人々は後に あれこそ令和のインメルマンターンだと 口々に讃えたことでしょう 光よりも遅くエスカルゴよりも速く 音に置き去りにされ 思い出を置き去りにして アカリ、諦めかけていた夢を掴む つまりは周り回って 予定の駅に着きましたども     急がば回れとはよく言ったもの ここまで回ったら 目も回っておろうってなもんで バターにならずんばカフェテリア コーヒーブレイクというものは 時間に追われた現代において その刺激により深みを与えるための コンセントレーションタイム カフェインの先の リングロープに手をかけ アカリ選手、ついにジムに向かいます 閉まってました     まさかの定休日ッ…！ つまり記憶を遡り 整理して考えてください アカリは 大事な休みの日を 異境の地にてコーヒーを 味わうために費やした しかもチェーン店ッ…！ 最寄り駅にもあるッ…！ これがッ…！ わびさびｯ…!和の心ｯ…!     もうね、無理やりにでも光の方へ 結果をコさせなやってられませんからね 情報化社会の波に吞まれちゃあﾀﾞﾒですよ いつ何時、コーヒーブレイクの旅が 待ち受けているかわかりませんからね 気を付けよう たまの休みの 下調べ     アカリ   💘ご連絡はこちら💘