滝の罰
――誰も裁いてくれないから、
自分で殴られに行ったのだ。
難しいことはよくわからないが
とにかく私は己の愚かに対し
何らかの処置を取らねばならぬ。
そう思い立って
滝行にでかけたことがあった。
その時の私の仕出かした過ちと言えば
嗚呼、口にするのも恐ろしい。
正月の実家にて母の手料理にケチをつける。
猫の砂を変えない。
親しい友人からの四季折々の挨拶を
既読スルーし続ける。
等々、枚挙に暇がない。
その他にも色々と
この頃の自分は、何か手を打たねば
人としての向上心を全うすること
叶わぬであろうという煩悶の時期であった。
さて己に何を施したものか
策を練るも悉く行き詰まり
「ええい!煩わしいことは抜きだ!
とりあえず滝行だ!」
思い立ったらすぐ行動。
人間、躊躇えば発酵する。
果ては粘着いた納豆の如き糸に引っ張られ
いつの間にやら蜘蛛の巣状に絡めとられ
身動きが取れなくなってしまうであろう。
さにあれば
善も悪も仏も鬼も急ぐに越したことはない。
とにかく出発だ。
電車からバスを乗り継ぎ、東京山奥の寺へ。
拙速に調べたものだから、
果たしてこのお寺の宗派が
なんであるかわからぬ。
ともすれば我が家の宗派が
なんであったかもよくよく思い出せぬ。
だが、そんなことは問題ではない。
私は滝に打たれに来たのだ。
念仏を唱えに来たわけでも、
坊主の禿頭を拝みに来たわけでもなし。
賽銭箱に身銭を切るなどは以ての外である。
賑やかな色彩の御簾に目を瞬かせながら、
それを潜って境内へ入ると、
田舎の小学校一クラス分
くらいの人数があった。
ざっと二十人を超える程度の
顔ぶれのそれぞれに、
厳かなる面、迷える面
などが様々見て取れた。
「自分に限らず、やはり浮世というものは
一筋縄ではいかぬものなのだな」
安直な同情にどこか安心を感じた私は
しかし、その中に実は
何度もリピートしている
「ご存じ顔」の猛者が点在し
幅を利かせているのに気付いた。
「どこへ行ってもヒエラルキーの構造からは
逃げられないものだな」
一転して、なんだか変に
厭世的な気分になった私は
少し辟易しながら煩悶を拗らせ、
始まる前から心中右往左往し
忙しくしていた。
そのうち住職がいらして、
密教の説明らしきものを一通り語り始めた。
不思議なことに、私の頭には
その時聞き齧った教養がまるで抜けている。
さては余程、
この後に待ち構えている修行に対して
先に真剣になり過ぎていたのであろう。
又は住職のお話が
余りにお達者であったものだから、
つい微睡んでしまったか。
巧い落語はどうしても聞き心地が良くって
眠たくなってしまうと聞く。
であれば、人を眠らせてこそ
一流の説法者と言えるだろう。
ドラクエにて僧侶がラリホーを
覚えることにも合点がいくというもの。
そこへ行くと小中高の校長先生の
手腕たるや恐ろしい。
彼らは大司教。大僧正。
果ては仏陀・耶蘇の
生まれ変わりやも知れぬ。
なればこそ、毎回微睡んでいた私を
罰しようなどと考えてはいけない。
眠りこそ、完全なる殉教の精神なのだから。
さて、丁度いいお昼寝を終えて、
改めて目の覚める想いで、
いざ滝の鎮座する山道へ。
大荷物を抱えた住職が先頭に立ち、
ずんずん進んで行く。
険しい山道…まるで獣道である。
人間道に至る前にまず畜生道を越えよ、
というところであろうか。
しかし、そんな凸凹道をものともせず、
和尚は事も無げに飛び回るが如き
軽やかな歩みを止めない。
「さてはこやつ、
坊主に化けた烏天狗じゃないかしら」
私は天狗に化かされ山奥に引き込まれ、
そのまま野に朽ち果てる
我が身を想像して震えた。
そんな八つ当たりにも似た妄想を
巡らせているうちに滝が見えてきた。
嗚呼、良かった。
間一髪、修羅道を避けて人間道に至る。
住職の持ってきたテントで1人づつ、
滝行用の衣装に着替えた。
テントの中には、白装束が1つ。
暗き中にぼんやりとした光を放ち
浮かびあがるそれは、
浮世に黒ずんだ汝が生を漂白して白く染めよ
と命じているようであった。
我が世もこれまでか。
私は一瞬にして太閤秀吉に呼び出された
伊達政宗に同調した。
嗚呼、死とは是の如く真っ白なのだな。
気持ち顔面も白くなって出てきた私に
ちょうど、滝行の順番が回ってきていた。
いよいよだ。
私が拵えた罪が激流となって
我が双肩に罰の打擲を加える時が来た。
果たしてこれで浮世の汚泥を
洗い流すことが叶うか。
それとも打擲に没するか。
せっかくならミレーの描いた
オフィーリアの如き芸術味を帯びた
どざえもんになりたい。
などと夢想しながら、私は歩一歩、
滝つぼの中へ身を沈めていった。
腰辺りまで水に浸かったところで、
滝の隣に並ぶ形となった。
水龍は一切の加減を憚ることなく、
奔放にその身を水面へ叩き付け、
そこから眩い白竜に生まれ変わって
一帯を脅かしている。
思っていたのと違う。
もっとこう、
例えばジェットコースターには
安全バーがあるべきだ。
しかし、この滝壺の有様ときたら、
アームバーだけで急降下も一回転も
耐えろと言わんばかりだ。
曲がりなりにも仏に帰依する
龍なるに関わらず、
まるで慈悲の心が欠けている。
菩薩の意向も滝壺までは及ばぬようだ。
さりとて、
如何に見切り発車から出た錆とはいえ、
この洗礼を所望したのは己なれば、
ここへ来て往来を
逆しまにする訳には行かぬ。
「ええい儘よ!」
私は思い切って怒涛の中に身を投じた。
途端、恐ろしい鉄槌が親の仇の如く
天から襲いかかる。
目が、開けれぬ。鼻に、水が詰まる。
ああ、そうだ。
そういえばさっき話の長い坊主が
「南無ほにゃらら」
を唱えろと言っていた気がする。
ほにゃららの部分は微睡んで覚えていないが
きっとあの経文さえ唱えれば
この身に神通力が宿り
水属性への耐性が上がるという
仕様に違いない。
そうでなければクソゲーだ。
負けイベントかと思ったら
普通にゲームオーバーでタイトル画面な
コントローラー投擲案件だ。
どころかリセットボタンのない
現実において、
このまま水の精霊の加護的な
バフが叶わねば
本当にオフィーリアになってしまう。
藁にも縋る思いで私は
「南無ほにゃらら!」と大声で唱えた。
瞬間、大量の水が口内に雪崩れ込み
喉を蹂躙しながら気道を塞ぎにかかる。
「ごぼぼッ!ごぼぼぼッ...!」
あの生臭坊主!謀ったな!
何が経文を唱えろだ!
水中で息ができるわけがないじゃないか!
会釈もなく勢いを増して背中を貫く稲妻に
私の頭の位置は徐々に低く低くなって行き
海神に侵略さるる魂は
黄泉比良坂を越え
ついに冥府魔道へ堕ちようかという
その刹那
「はい、お疲れ様でした〜」
安全バーを上げて退場を促す
キャストのような気安さで
近くにいた見習いの僧に引き上げられ
私は全身むち打ちの体で暫く
沖に打ち上げられた新巻鮭の如く
岩場でぐったりしていた。
人は、何のために生を受け
私は、何を為し終えて
死ぬるというのだろう。
あの滝は、何のために
人を打擲するのであろう。
私は、一体何のために
こんな目に会っているのだろう。
私は横たわって愚にもつかない
禅問答を繰り返した。
しかし、しばらくして私の手足に力が戻り
立ち上がるに至った時
インスタントな悟りが開けた。
「生きている」
「あんなにも恐るべき死という概念に
目鼻の先で挨拶を交わしておきながら
私は助かった」
全ての煩悶が吹き飛んだ。
人は生死の実感を日常の
当たり前において忘れている。
なればこそ、これに向き合った時
真面目というものを思い出すのではないか。
そうに違いない。
私の五体が今、それを実感し証明している。
「良い経験をなさったでしょう」
帰り際に声を掛けてくれた住職の顔には
後光が差して見えた。
今振り返ってみれば、
単に禿頭に反射した夕日が
眼を照らしただけに思える。
さりとて、あの時それが
後光に見えたことは確かなのだ。
ならば人生に光を差し向けることなど
簡単ではないか。
勘違いだっていい。
一生懸命に生きることだ。
さにあれば、そのうち素敵な勘違いが
大仰な光で我が世を
照らしてくれるに違いない。
いくら戦争映画を観ても得られぬ
魂の渇望がそこにあった。
この経験は生涯、忘れまい。
帰宅した私は、タイの涅槃仏の姿勢で
Netflixのプライベートライアンを観ながら
早々に先刻の悟りを涅槃に返していた。
片手に持ったぷっちょの
跳ねっ返りな歯応えに人生を感じていた。
🍎アカリ🍎
✉️arabi_akari_otoiawase@outlook.jp
-
次の記事
-
Blog@arabian蒼ざめた正義・上――仮病は罪だ。 だが、私は 正しく痛んでいたのだと信じたかった。 「病は気から」とはよく言うものの ともすればこれは 神道より先に日本で最も古くから 信仰されている民族宗教である。 私は密かにこの宗教を信仰している。 この教義には、言葉の音が含む意味合い 以上の効力があるとすら感じている。 まことしやかに昔から語られる この概念の宗教体験を 私はだいぶ幼きより得ていたのだ。 学校時代のことである。 校内の娑婆っ気の中に 思春期独特の孤独感を感じた私は 深窓の令嬢よろしく 綾波レイぶって文庫本を読んでいた。 「何読んでるの?」 「え?…ドフトエフスキー。」 「すごい難しそうなの読むんだね!」私は、それを称賛の声と見立て 得意げな笑みを浮かべて応じた。 しかし、その顔の裏面は赤く曇っていた。 素直に「ターミネーター2」と言えなかった。 そもそも1を読んでいないのに 2を買ったことを後悔していた。 何より、安いプライドを守るために あんなにも簡単に朋友を欺いた 自分を軽蔑した。 私は卑劣だ。 名誉のためならタケミカヅチ(飼い猫)を 血統書付きだと豪語してしまう やもしれぬ悪女だ。 草っぱらから拾われてきたタケミカヅチの 野良猫特有にふてぶてしい面が 脳裏を過った。 パラパラと、頁を捲る度に少しづつ 紙の鋭さに思いがけず 指に赤い線が走るような懸念が 自分への辟易と共に募っていった。 私は、嫌になって来た。 学校に居たくなくなった。 そうすると、気持ち悪い気がしてきた。 同時に、狡猾な企みが 腹の中に湧き上がって来た。 「このまま気持ち悪いが 極端の端を越えたら 早退できるんじゃないかしら。」 そうしてお腹にどす黒いものを抱えていると 不思議なもので 本当にお腹の調子が悪くなってきた。 嗚呼、これはきっと天罰だ。 卑劣の上に狡猾を重ねて 不義理をバンズしたせいに違いない。 私の悪辣を見兼ねた 天津神に国津神に耶蘇の神が こぞって私の罪に 相応の罰を与えようとしている。 景色が、滲んできた。 黒板と白壁の境界が曖昧になって 溶け合って、教室を淡い緑色の渦に 緩やかに捩じりながら 間取りを何尺も伸び縮みさせているようだ。 いつの間にか透明な線が 私の目頭から出発して 頬から顎のラインを 会釈もなく際立たせていた。 「だいじょうぶか?」 必要以上の保湿効果に 前後不覚になっている私の眼球を慮ってか 先生が声を掛けてきた。 「…ちょっと…お腹が…」 「あんまり無理なようなら 早退するか?」「はい。」 しまった。 最期の返事が先生の問いに 被せるくらい早くなってしまった。 ここへ来て「功を焦って墓穴を掘る」という 私生来の性質が先生に影響してしまっては あまりに甲斐がない。 「わかった。じゃあ親御さんに連絡して お迎えを頼むから それまで我慢できるか?」「はい。」 杞憂であった。 先生は私の企みに気づいていない。 大人を出し抜いた心持ちに気をよくして 返事はさらに被せ気味になっていたが 一度看過された失策が 二度目に咎められることはなかった。 こうなると、もはや被せ気味に 返事をすることが 正解のような気さえしてきた。 「次の体育は参加しなくていいから このまま教室で待っていなさい。 いいね。「はい。」」 職員室から帰って来た 先生の口から通達が出るや否や 私の返事は勢いを増して 自分の手番から飛び出し 最終的に先生の言葉尻と同時に発せられて 和音を奏でていた。 「じゃあ、お母様が一時間くらいで お迎えに上がるそうだから。 それまで我慢「はい。」できるね?「はい。」」 騎虎の勢い止まらぬ私の返事は 返事を越えて先生の言葉を遮り その先を急かす抗議の声の如く 成り果てていた。 まずい。調子が止まらぬ。 これは流石に態度を 叱責されても仕方ないぞ。 私は一転して心中恐縮の意を起こし 先生の次の句を暗に待ち構えた。 何かまずいものが出れば即謝罪しようと 緊張していた私の心配を余所に 先生は私を責めなかった。 どうやら私がそれほどまでに 腹痛に苦しんでいるのだと 嬉しい誤解をしてくれたらしい。 見れば先生のいつも毅然とあるはず面持ちに 珍しく憐れみの色さえ浮かんでいる。 なんだか自分がとんでもない 悪党のように感ぜられて 企みの成就と相反する 申し訳なさが浮かんで来た。 でもそれを目の前の先生に懺悔するほど 殊勝な子供でもなかった私は とりあえずの煩悶を「申し訳ないねぇ。」 という心の声で済ませておいた。 🍎アカリ🍎 ꫛꫀꪝ✧‧˚X 公式LINE ✉️arabi_akari_otoiawase@outlook.jp ご予約詳細は🈁ブログ一覧
-
-
前の記事
-
Blog@arabian君の小皿――互いに食べたふりをしながら、 腹の底では戦っていた。 JOKERを期待して胸を躍らせていたら、 ひたすら調子に乗ったアーサーが レディ・ガガと歌い踊る様を 2時間以上見せ付けられた。 そんな映画だった。 どんな作品であれ途中退席する者は 人非人だと言わんばかりの 暗黙の了解が満員の館内に漂う。 座席に仕掛けられた鶏餅に まんまと引っ掛かった 羽のないペンギンの気分で、 私は照明が明るくなるのを待った。 隣の友人が頼んだ 二人分のキャラメルポップコーンを、 五分おきに一定量口に運ぶリズムだけが、 頼りない時間の軸として 私の秒針をふらつかせていた。 「なんか、ミュージカルだったね」 友人はそれ以上、語らなかった。 感慨に耽ける以外にも、 言葉を交わさずスクリーンを後にすることは 往々にして尽きないものである。 私たちの足は自然と 回転寿司屋へ向いていた。 回らない寿司など、 回転しないリールと同じだ。 そう言わんばかりの足取りで 2人分のカウンター席に陣取ると、 友人は早速、天ぷら饂飩を頼んだ。 饂飩を取られた私は対抗馬として 味噌ラーメンをお通しに託した。 寿司屋で食べるラーメンは なぜこんなに心を惹きつけるのか。 寿司屋に来てまで食べることに 意義があるのだろうか。 蕎麦屋でやたらと カレーライスが食べたくなることに 似ているのかもしれない。 しかしあれは、蕎麦粉でつくるカレーの 独特の粘りが魅力なのであって、 寿司屋のラーメンに 斯様なイニシアティブはない故に、 似て非なるものであろう。 とすれば私のこれは 寿司屋への反骨精神によるものか、 いやひょっとしたら、 私は知らぬ間に背徳心に 悦楽を委ねる享楽主義者なのやもしれぬ。 そう思えば私はラーメンに限らず さっきから二乃矢、三乃矢に サラダ味噌汁唐揚げ茶碗蒸し等を 矢継ぎ早に頼んでいる。 寿司屋においてこの蛮行、 いつ糾弾されても 構わぬ覚悟はしておかねばなるまい。 多少、剣呑な心持ちに 気構えを正していると、 糾弾の矢はまず真正面から飛んできた。 「さっきからサイドメニューばっかだね」 口の端に嘲笑を浮かべる彼女の手前には 饂飩のみならず、蕎麦、ポテトなどが 乱雑に並んでいたのだが、 その合間を縫うかのように、 小皿の寿司が 居心地悪そうに窮屈に並んでいた。 意図せぬ眼前の刺客に私は憤りを覚えた。 先に饂飩を頼んで 道を示したのは彼女である。 私は騙し討ちにあったような気さえした。 麺を啜り、その間に 申し訳程度の寿司を頬張ることが そんなに偉いのか。大悪党だと思った。 まるでモーセに唆されて 紅海まで付いて行った先で、 エジプトに帰れと 理不尽を突きつけられたような心持である。 それにしたって、 こんなに卑劣で汚いモーセは 初めてお目にかかる。 幾星霜と温めてきた親睦すら、 目の前の伸びきったラーメンのように 一挙に冷え切ってしまいそうな気がした。 このまま防戦一方で 終わるわけにはいかない。 私は奸計をけし掛けるためボソリと呟いた。 「この期間限定のラーメン、美味しそうだね」 「マジ?これは見落としてたわ」 彼女は何の衒いもなくそれを所望した。 首尾よし。 そして彼女が一心不乱に 期間限定に夢中になっている間、 私は流れてくる寿司小皿を 片っ端から片づけた。 そして期間限定の器が空になった頃、 私の眼前に重なった小皿の数は、 糾弾の刺客と並んでいた。 謀が上手くいった時の人間の心理とは 実に単純明快なもので、 あれほどまでに卑怯悪辣と 心中で罵っていた友人の姿も、 今や肩を並べて軍議を競い合った ハンニバル・バルカと スキピオ・アフリカヌスの如くあった。 争いの果てに人は強敵(トモ)を得る。 確か北斗の四男が そんなことを言っていた気がする。 最期に仲良く期間限定の パフェを食べ合う段になって、 やっと映画の話で盛り上がった。 観劇の山場はここである。 長時間拘束された上に空腹の状態では、 まともな批評などできはしないのだ。 「まあミュージカルとしてみたら 面白かったよね」 「前作の続編って期待が大き過ぎたよね」 そんなありきたりな感想を言い合いながら 夜の街並みを ステーションに向かって歩いた。 イルミネーションのように 夜空を装飾する星々は、 今日一日を映画に照らすようで、 なんだか充実していた。 🍎アカリ🍎 ꫛꫀꪝ✧‧˚X 公式LINE ✉️arabi_akari_otoiawase@outlook.jp ご予約詳細は🈁ブログ一覧
-