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Blog@arabian道なき道を行くもの先日、アカリの運動を パーソナルにお手伝いしてもらっている 扇風機狂いの トレーナーさんのお話をしたんですがね 彼がまた、気を違えたかのような 提案をしてきましてん 「北海道行きましょうよ!」 「へ?なんでですか?」 「北海道に走ってるんで! 扇風機付きの電車が!」 「イヤデス」 「ええ!?実際に見れるんですよ!?」 「ミタクナイデス。 ヒトリデタノシンデキテクダサイ。」 「いやそれが 僕の彼女を誘ったんですけど 他に行く女の子が行くならいいよ って言われちゃいまして」 「なんで私がそんなのに 付き合わなきゃいけないんですか!」 「いいじゃないですか! アカリさんにも見てもらいたいんですよ!」 「乗るとしたら私 マウスピース必須になっちゃいますよ?」 「なんでですか?」 「なんでわざわざ北海道まで来て こんなことしなくちゃいけないんだ っていう理不尽に歯噛みして 歯が削れるのを防ぐためですよ」 「ええ!? 電車が揺れて吊革が歯に当たるのを 防ぐためかと思いましたよ!」 「いい加減に吊革から離れてください!」 「大体!その理論でいくと 歯よりも目や鼻に当たる 危険性の方が高いし痛いでしょうが!」 「あ!じゃあヘッドギア付けて 乗りましょうよ!」 「捕まりますよ」 「なんでですか!?」 「そんな不審者が電車乗ってきたら 駅員室直行に決まってるでしょう!」 ~諦めない扇風機男へ続く~ 🍎アカリ🍎 X DM 公式LINE ✉️arabi_akari_otoiawase@outlook.jp ご予約詳細は🈁ブログ一覧
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Blog@arabian竜巻扇風機なヤツされこれなるはお世話になってる アカリのパーソナルトレーナーの与太話 このトレーナー、中々に摩訶不思議 「僕、扇風機に憧れてたんですよ!」 ある日、突然のカミングアウト LGBTQとか言ってる場合じゃねえ! 「あ、扇風機っていっても 電車についてるやつですよ?」 アカリは背中から 水を打ったように震えました パーソナルトレーナーとはいえこれ以上 彼のパーソナリティに 土足で踏み入って良いものかどうか しかしアカリの センシティヴな思いとは裏腹に 彼の扇風機愛は止まることを知りません 「でも、小学校三年生くらいの時に 流石に現実に気づいちゃって」 「ああ、僕は 扇風機にはなれないんだ…って」 「あの時が人生で 一番悲しかったかもしれませんね」 だからアカリは言ってやりましたよ 「なんで諦めるんですか! ミドルキック続けてれば いつか扇風機になれるかも しれないじゃないですか!」 「そうですかね? 僕、まだ夢追いかけても大丈夫ですかね?」 「勝手に諦めたんだから また勝手に目指せばいいじゃないですか!」 「大体、誰があなたに扇風機に なってくれなんて頼んだんですか!」 「逆に言うと、あなたに 扇風機を諦めろなんて言う人 いるわけないじゃないですか!」 「そんな人がいたとしたら そりゃ気が違えてますよ!」 その場の勢いでつい熱くなって 我ながらとんでもない 人間の夢を後押ししてしまった その恐ろしさを この後アカリは 嫌というほど思い知ることになるのです 🍎アカリ🍎 X DM 公式LINE ✉️arabi_akari_otoiawase@outlook.jp ご予約詳細は🈁ブログ一覧
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