～前回のあらすじ～ オルフェウス｢突撃ラブハアトッ…！♪！｣   アルゴ号 続いてセイレーンの島の次の難所 メッシーナ海峡にさしかかった メッシーナ海峡には カリュブディスとスキュラという 巨大な２体の怪物がいた ｢大魔女キルケ姉さんの！ 明日使える魔女知識！ 今回はカリュブディスとスキュラね♪｣ ｢カリュブディスは 元々ポセイドンとガイアの娘っていう 凄いサラブレッドだったんだけど…｣ ｢並外れて大食いで ヘラクレスが連れていた ゲリュオンの牛まで 盗んで食べちゃってw｣ ｢怒ったゼウスの罰を受けて怪物に… それ以来、メッシーナ海峡で 船乗りを襲うようになっちゃったの｣ ｢１日３回、食事のために 大きな音を立てながら海水ごと あらゆるものを飲み込んで 吐き出してたそうよ｣ ｢船乗り達は 彼女の周りに巻き起こる渦に呑まれたら 抜け出せなくなるもんだから カリュブディスをとても恐れたわ｣ ｢まあ言っちゃうと 渦潮が神話によって 擬人化されたものね♪｣     ｢スキュラは元々はメガラの美しい王女 で大勢の男性が求婚を申し込んでいたわ｣ ｢ある時、海神の一柱グラウコス が現れた！彼は偶然出会った スキュラに対して恋心を抱いたの｣ 「このグラウコス 元々漁師だったんだけど 薬草を食べたのがきっかけで 人々に予言を与える 海神になったんだって｣   ｢青緑色の髭に長髪、水色の腕 魚の尾を持っていたグラウコス そんな彼の姿に驚いたスキュラは 逃げ出してしまったの｣ ｢海に面した山の上まで逃げてきた彼女は そこから改めて グラウコスを眺めてみるも やはり人間離れした姿に すっかり怖がっちゃって｣ ｢そんな彼女にグラウコスは 彼女の心を繋ぎ止めようと 必死に語りかけ、熱烈に求愛したわ! 健気よね～ｗ｣ ｢自分は海神であり 決して怪物ではないこと 元々は普通の漁師であったが とある草を噛んでみたら 突然水が恋しくなったこと 陸での生活を捨て海に潜った先で 海神たちが自分を神の仲間へ加え 大海神オケアノスと 女神テテュスによって浄められ 人間的な部分をすっかり 洗い流されたこと そして今ではプロテウスやトリトン などの海神達にも 劣らない存在になったこと等々…｣ ｢でもね、それでもスキュラの心を 射止めることはできなかったの｣ ｢彼が更に話を続けようとしたのも虚しく 彼女は逃げてしまったってわけ｣     ｢スキュラを諦めきれないグラウコスは この私、魔女キルケを訪ねたわ｣ ｢その呪文や薬草の力で どうかスキュラとの 恋を実らせてくれって｣ ｢でもね…相談を聞いてるうちに私… グラウコスを気に入っちゃったの♪｣ ｢『そんな男を見る目のない女放っといて アタシを選びなさいよ！』 って言ったんだけどね… グラウコスの恋心は頑なに 変わらなかった｣ ｢腹が立ったわよ！でもグラウコスに 危害を加えるつもりはなかったの… だから、恋敵のスキュラに 私の怒りを償ってもらうことにしたわ♪｣ ｢あの女が気に入ってた 小さな淵があってね アタシは毒薬をその淵の水に 流してから呪文を唱えた...」 ｢そのうち何も知らない スキュラがそこへやって来て 腰まで水に浸かった…その時ね…｣ ｢突然、彼女の腹部を 狂暴な犬が取り巻いたの！ 恐怖に怯えるあの女の顔ったら♪ 逃げようとしても犬達は全く離れない♪｣ ｢あの女が自分の脚に触れようとしても 肝心の脚はなく ただ暴れる犬達の顔があるのみ…｣ ｢そう！あの女を取り巻いていた ように見えた犬達は、実はあの女の 身体の一部になっていたのよ！｣ ｢アタシの毒薬の力で、上半身は美しい女 下半身からは６頭の犬頭と １２本の犬足が生えた 怪物スキュラが誕生したってわけ♪｣     ｢我ながら傑作よねｗ… でもグラウコスは怪物になった スキュラを見ても悲しんだわ…｣ ｢あろうことか、彼女にそのような 仕打ちをしたのが許せないって アタシとの関係まで絶ったのよ！ 信じられない！｣ ｢だからアタシ…スキュラから 人間性を奪ってあげたの♪｣ ｢身も心も自由になった彼女は 通りかかる船の船員を ６体の犬6人ずつ食い殺す 怪物になったってわけ♪｣ …メディアは心の中で思った… ｢さすが叔母ッ…！ D4C ～いとも容易く行われる えげつない行為～ を平然とやってのけるッ…！ DirtyDeedsDoneDirtCheapッ…！」 ｢…私が言えたことじゃないけどもッ…!!｣ …一方には全てを呑みこむ 怪渦カリュブディス… もう一方には必ず 6人を食い殺す怪物スキュラ… 果たしてアルゴナウタイは この難関を無事に突破できるのかッ…！     そしてイアソンは天を仰ぎ叫んだッ…!! ｢助けてヘラえもおんッ…!!｣ …女神ヘラが現れた！ ｢相変わらず情けないことですね。 テテュスに話は付けておきました｣ 女神テテュスが現れた！ ｢初めまして… 夫ペレウスがお世話になってます…｣ ｢息子アキレウスも イアソンさんの口利きで 賢者ケイロンに預かって貰ってますし…｣ ｢私もお返しに一つ お手伝いさせていただきます…｣ すると、アルゴ号の周りに 大量のニンフ達が現れた！ ｢その子達がお守りしますので カリュブディスの方を通ってください…｣ ｢そういうことだ。 では引き続き役目に励めよ｣ 女神ヘラ＆テティスは立ち消えた！ ｢流石、皆･皆･皆 叶えてくれるヘラえもんだぜ！｣ アルゴ号 怪渦カリュブディスに向かって進行ッ…! いざ大渦に差し掛かってみると 予想以上の勢い！ 今にも渦に巻き込まれそう！ メディアでさえも死を覚悟したほど！ ｢…これダメなヤツじゃない！？ あのクソ叔母が余計なことしなきゃ スキュラの方通れたのにッ…！！｣ その時…急にアルゴ号の揺れが治まった! 海の妖精であるニンフ達が 手に手を取って防波堤となり アルゴ号を守り続け… 怪渦カリュブディスを突破ッ…！ ニンフの加護、渦潮に勝利ッ…！！     ～次回、メディアとの契り～   🍎アカリ🍎   【 11月の予定 】 ☑️後半お休みの予定です お誘いはメール・DM・お電話にて📞 コスプレのご希望もお待ちしてます   👇🏻ご連絡はこちら👇🏻 ✉️arabi_akari_otoiawase@outlook.jp X 〜アカリの日常〜(DM予約も) 📞 前日専用回線044-276-6762 (14:00-24:00) 📞当日電話番号044-233-4152 (8:00-24:00) .˚⊹⁺‧┈┈┈┈┈┈┈ 【 ご予約用フォーマット 】 ①お名前 ②お電話番号  ③お店利用歴 有無 ④ご予約日時   (13:10,15:20,17:30,19:30,21:40〜 のご案内です) その他コスプレのご希望などなど メール、DMに書いて送ってください🫶   ┈┈┈┈┈‧⁺ ⊹˚.   11月コスプレは OLさん＆ニットワンピ🍒     各種リンクはこちら🔗