こんにちは！アカリです 今日は先日のお話の続き   アカリは思いました   ははあ 是なるは 業者によつて 持ち去られしゴミ袋の墓場ぢゃとみるに その名を「ゴミ集積所」と聞こえれば 奉納されたる我がスマホ 滅するもののあるものか それそこに在るに違いなし     アカリは駅員に問い詰めます 渋い顔の駅員は中々首を縦に振りません アカリはﾄﾞﾗｸｴの最初の街の入り口にいる 村人に〇ボタンを連打するかの如く 片端から駅員ABCDに10回以上話しかけ コマンドのバグによりセリフの内容が 変わることに賭けました     一人目に聞いてはまた最初から 二人目に聞いてはまた最初から ここは現世に甦れし賽の河原 さながらアカリは瓦鬼に相対する 令和の源頼光、といったところでしょう   しかしながらこのアカリ、 勝機もなしに鬼に挑むほど無謀にあらず 駅員ABCDにおいては これ以上、一人の一般人の小うるさい 問答にかまって仕事を増やす覚悟など あるはずがないのです アカリにはわかっていたのです わかっていて、そこに付け込んだのです 駅員ABCDは、戦う前から アカリの掌というダンスホールの上で 踊らされていたに過ぎないのです     してやったりの井出達で ゴミの墓場へ向かったアカリ 立ち込めるﾃﾞｯﾄﾞｽﾒﾙの中 精神を解脱し、頭を釈迦釈迦にして 片っ端からゴミ袋を暴いていきました   もはや、廃人     そんなアカリの獣の如き姿を 見兼ねたのでしょう 駅員Eが、そっと肩に手を置いて 首を左右にゆっくりと振りました それから、彼の口から、低く重い言葉が 繫がらないように、一時づつでました   「センロニスマホオチテマシタヨ」     皆さん、覚えておいででしょうか アカリがつい先月線路の奈落へﾊﾟﾝﾌﾟｽを おむすびころりんしたおばさまのことを 日記のネタにするために 敢えて助けることもせず お見送りしたことを…   この世界には 人の運命を司る   何らかの超越的な   「 律 」   神の手が 存在するのだろうか   少なくとも 人は自分の意志さえ   自由にはできない     つまりアカリはこう伝えたいのです   ﾌﾞｰﾒﾗﾝは、相手の喉元を引き裂いて 確実に自分の手元に戻ってくる と思ったら、大抵の場合 相手にかすりもせず、挙句取り損ねて やっぱり自分がダメージを負う   ………         今日も皆様に幸運が降り注がんことを     🌙 アカリ 🕌       ご連絡&各種リンクはこちら♡