我巨乳と思う、故に我巨乳であり
懐かしいショート時代。
先日下北沢の本屋B&Bで行われた、鈴木涼美さん×紗倉まなさん×原カントくんのトリプル刊行記念トークイベント&サイン会に行ってまいりました。
お二人とも元&現役AV女優であり、数々の著作を持つ作家さんでもあります。
鈴木涼美『女の子未満』に収録されている「巨乳の人格」は、頷きすぎて首がもげるくらい共感しました。
巨乳ソー◯嬢が1万回聞かれる質問
「いつからお◯ぱいが大きくなったの?」
はっきり覚えているわけではないけれど、なんとなく常に平均より大きかったし、クラスの男子にはコソコソと噂をされるし、好奇の目に晒されたり、「お◯ぱいちゃん」と呼ばれたりすることで、あぁ私は巨乳なのかという自覚が生まれたように思います。
私は自他共に認めるスケベなので、「乳のねぇ豚はただの豚だ」というポルコ・ロッソの言葉(言ってない)を胸に楽しく生きてきましたが、
当然自身の大きな胸を不快に思う方もいることと思います。
巨乳の悩みは贅沢だ、なんて言われたりして。
やんなっちゃう。
人生ないものねだりですよね。
ちなみに今回の芥川賞候補作にもなった鈴木涼美『悪い血』は、ぜひソー◯嬢の女の子におすすめしたいです。
「私がこれまで何も選ばずにいようとしていたのは、選んだその瞬間に過去を罰せられる気がして怖かったからだ。その選択をする資格はお前にはないのだとはっきり言われるその残酷さに対峙するのであれば、はなから何も選ぼうとせず、望まず願わず、舞い込んできたものだけを処理していたほうがよかった。」
「私は十分にかつての愚かな若い顚末を自覚しているし、それにわざわざ形を与えて、自分の量刑を言い渡される必要がないとも思う。」
そうやって生きています。私は。
「罰せられていると思うなよ」
このセリフにすごく救われました。
自分を許せていない女の子、ぜひ読んでみてください。
紗倉まなちゃんは、昔から私もお客様方も大のファンでして、髪をショートにした際には「まなちゃんみたいだねー!」と、キャッキャしていた記憶があります。髪型だけな。
今作の『あの子のかわり』は、現役女子大生だったあの頃から年月を経た今の自分にブッ刺さりまくる内容で、とっても心が痛かった。
代弁してくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。
いっぱい考えて、許せなくて、でも受け入れて、泣きながら前を向いて、今があるのです。
いつもニコニコしている女の子たちにも、いろんな葛藤があるんやで。
実際にエロ屋を経験した方にしか書けないものってあると思うのです。
これからもお二人を陰ながら応援しています!
まなちゃんが言ってくれた「お綺麗な人がいるなーと思いました!」というお世辞をちびりちびりと噛み締めて、あと20年くらい現役頑張ります。
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