リアル・ペイン
原題の
「A REAL PAIN」
直訳すると
「本当の痛み」
ですが、
スラングだと
「困った奴」「厄介もの」
という意味もあるそうで、、
幼い頃は兄弟同然に育つも今では疎遠になったユダヤ系アメリカ人の従兄弟2人が祖母の遺言により久しぶりに再会し、ホロコーストを生き延びた祖母の軌跡をポーランドの音楽家、ショパンの名曲と共にたどるロードムービー
監督、脚本、そして主演も務めるジェシー・アイゼンバーグ自身もユダヤ系アメリカ人であり
もう1人の従兄弟役のキーラン・カルキンは今作でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。ホームアローンのマコーレ・カルキンの弟さんです
このタイトル、冒頭とラストカットに出てくるのですが
映画を観る前と後ではそれぞれ違った意味合いに感じ取れます
( ゚д゚ )…
なんて演出!
久しぶりに有楽町の映画館に行ってきました
さすが、場所がら平日の夜でも混んでましたね
別段、派手な何かが起きるわけではないんです。
でも観終わった後暫くは何とも言えない余韻が残る。そんな作品
誰しもが抱える心の痛みを、性格も生き方も正反対の2人を通して繊細に描かれています
いやー、良かったなぁー(*^-^*)