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Blog@arabianガイジンジャネーノ?!その男は キャッチというには あまりにもカタコトすぎた 怪しく 黒く 太く そして大雑把すぎた それは 正に 不審者だった 優しさ検定6級を持つ アカリのことですから 一日一膳、据え膳食わぬは女の端 しかし親切も時として 膳と茶碗から前途多難なことに とにかく先日夜中に 道を聞いてきたこの男 見た目はプーさん、喋ればボビー 潤んだ瞳は野々村元議員 どこかの店に行きたいということ 充電が切れそうでキレそうだということ 地図アプリ出して事情聴取を試みるも ことごとく行き詰まり… すると突然 クマプーの口から驚くべき一言 「ボクムカシカラココスンデマスネ」 …なんやこいつ!知らんがな! お前に手向ける彼岸花! なら帰れやこのおてもやんもどき! わんぱく工事現場! 「ウマレモソダチモニホンナンデスネ」 うるせぇ!育ってきた環境が同じなら 好き嫌いは許さねぇ! テカコイツニホンジンカヨ! ガイジンジャネーノカヨ! 無駄な時間を食って 多少距離が縮まっていたアカリは 非常にフランクな オーラルコミュニケーションでもって 「とにかく帰れ!私の親切を返せ! コノカインドネスドロボ!」 そう言い放ち、ついでに 「風邪引くなよ!」 と定番の言葉を残し その場を離れました ところが クマプーは 後から 付いてくる とことっことっこ~と~の~ 「アリガトネ!アクシュ!」 「なんでやねん!」 何故か突っ込みに対して 非常に悦んでご満悦 ホクホク帰って行きました ひょっとしたらあれは アカリに夏の訪れを告げに来た 人懐っこい妖精… なわけあってたまるか!帰れ! 暖かくなると変な人増えますね WarningFire! アカリ 💘ご連絡はこちら💘ブログ一覧
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Blog@arabianおっとっと~あらすじ~ おぱんちゅ命名式終焉 ≪そして伝説へ…≫ どんだけおぱんちゅ引っ張るねん! ガキの使いやあらへんで! あんな落書きみたいなぬいぐるみに こんなに夢中になってからに! でもね 人生は死ぬまでの暇つぶしだって 島田紳助が言ってたような気がするんで 良い大人が~とかそんな固定観念を 敢えて吹き飛ばすため 1ミクロンも反省してませんども いよいよおぱんちゅの命名とも これでおさらば おおとりは、東ローマ帝国あらため 神聖ローマ帝国初代皇帝「オットー」 先の日記で記したように カール大帝亡き後 骸は野に朽ち 御魂は血に染み 国は 三つに分かたれた しかし 東フランクにオットー1世という傑物あり 色狂いの変態教皇ヨハネス12世の 魔の手がオットーに迫る 「オラオラ!異教徒どもを一匹たりと この東フランクに入れんじゃねえぞ!」 「オットー1世!私です! ローマ教皇ヨハネス12世です!」 「知ってるぞ!宮殿を売春宿にしてる 色魔のジジイだな貴様! あまりにも人気がないから 俺様に近づいてなんとかしよう って魂胆だろ!」 「えええ…ちょっと察し 良すぎじゃないですかオットー様…」 「うるせえ!貴様のような悪徳は 追放された挙句に 浮気相手の夫に撲殺されて 27歳でご臨終なんだよ! よかったな!ジミヘンやジャニスや カート・コバーンと お揃いだバーカ!」 「ネタバレやめてください! …いやそんなわかりようもない 先のことは置いといてですね! その昔この地は 西ローマ帝国と呼ばれてまして! 帝国亡き後も 皇帝の冠だけは我々教皇が 代々守りぬいてきたのでございます!」 「おい!貴様ら教皇のお家芸か!? カール大帝にも同じこと言ってたやろ!」 「知らなくていいことまで 知ってるのはやめてください! あいや!オットー様! つまりはこの冠を頂けば 貴方様の偉大さは カール大帝に並ぶのですよ!」 「マジで!?寄越せ! これで俺様はオットー大帝だ!」 「ノリが良くて助かります!」 「んで?ここは元々ローマ帝国なんだろ? 東フランクなんてダセー名前やめて 神聖ローマ帝国に改名や! …ん?なんでローマなのに 隣のイタリアがローマ持ってんだよ!」 「まあ東京ディズニーランドが 千葉にあるようなものでしょうか…」 「おのれ千葉のくせに! ローマ取り戻すぞ!出陣じゃあああ!」 オットーの戴冠ッ…! 一方イタリアでは 「あ~もう!王も決まってないのに 南からイスラム勢力 ひっきりなしでかかりっきりやで!」 「伝令!北から東フランクが攻めて来ました!」 「は!?なんで!?」 「オラオラ!ローマ取り返しに来たぞ! 大人しく渡しやがれ!」 「なんでや!ローマ関係ないやろ!」 「うるせえ! 俺らはこれから神聖ローマ帝国なんだよ!」 「名前のために戦争するバカがいるか!」 「なんだと! バカっていう方がバカなんだよバーカ!」 「クソッ!こいつ話が通じないぞ! ええい、兵を北に割け!守りきれえええ!」 …こうして神聖ローマ帝国は 名前のためにローマを奪うべく何度もイタリアに 攻め込んでは撃退され 攻め込んでは撃退され 三つに分かたれた国は いつまで経っても王権が強固にならず 教皇が調子に乗っていくのですが それは また 違う おはなし おぱんちゅウサギ≪命名編≫ ~完~ アカリ 💘ご連絡はこちら💘ブログ一覧
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