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Blog@arabianかもなべこんにちはアカリです アカリの家の掃除機が 正直もうじき限界なので 付喪神になる前に 買い替えることにしましてん 掃除機が役に立たなくなってから暫く 拭き掃除オンリーで生きてたけれど 寺の坊主の修行やないねん! アカリの顔も三十度までってこと 例の如く家電量販店に赴き 餅は餅屋とばかりにいつも通り 店員に事の顛末を告げるアカリ つまりは 「どれが安くて良いものなのか」 「安値」×「高品質」… この反発する 性質の間をキレイに縫い合わせる 機織女の如き役割こそ家電量販店の 店員のロールというもの この難題をクリアできる店員にしか アカリの心を開くこと叶わず そう簡単に口車にのって ホイホイ買い物するカモネギと思うなよ! 「キャンペーン中でして!」 「聞いたことないブランドですね」 「ノビシロしかありませんね!」 「吸引力は?」 「そこそこです!」 「重さは?」 「そこそこです!」 「そこそこってどんくらいですのん?」 「見てくださいこのパワー!!」 ブオオォンッ…! 「ホントにそこそこ強い」 「コードレスですよ!」 「お値段は?」 「半額です!」 「買います」 そこから 全く関係のない携帯電話の営業を 一時間近く受講し 解放されたころにはすっかり 予備校生の顔になっていたアカリ 全く、関係のない講義を 聞きに来たわけじゃあないんですよ そんなまんまとセット買いする輩が 右から左にいるわけでもあるまいし まあ契約して帰りましたけどね 気を付けよう うまい話と ハッピーセット アカリ 💘ご連絡はこちら💘ブログ一覧
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Blog@arabian本当にあった怖い話どもアカリです 夏めいてきた今日この頃 迫り来る怪談話に参加しろ という同調圧力 こうなったら誘われる前に こっちから怖がらせてやります 先手必勝、先んずれば人を制す 猿蟹合戦、浜田にドーナツ あれは真夜中の駅のホームでのこと 人気のない時間帯に油断し 電車を待っていると アカリの肩を「トン・トン・トン」… モールス信号のリズムでした ワレキシュウニセイコウセリ 一瞬だけそんな文字が 頭に浮かびましたが 一体誰がそんな奇襲伝令係を? と振り向いたところ …誰もいませんでした 恐怖で反射的に体が飛び上がりました すると、下の方から 「ひぇっ!?」っという声… 直角に腰が曲がったおばあちゃんが そこに佇んでいました 腰のファンキーな角度により 頭の位置がとても 低いことになっていたのです おばあちゃんが口を開きます 「あ〜あの…○○行きに乗るのは ここで合ってますかね?」 「ええ?…ああ!はい!ここですよ!」 「えらいビックリさせたみたいで すんません」 「いえ!ちょうど変なタイミングで しゃっくり出ちゃって!」 怪訝な顔で 「ごめんなさいねぇ」と言い残して おばあちゃんは去っていきました 聞かれて答えて警戒される なんやそれ! それもこれもアカリの 心の弱さがもたらした理不尽 きっと最後まで怯えが 顔に出ていたのでしょう あのBBA…おばあちゃんは それを見逃さなかった 悔しい…アカリは己の弱さが憎い… ええい!菩薩や!今日からアカリは 菩薩の心で生きるねや! BBA…ご年配の方に理由もなく 訝しがられてたまるかい! こうしてアカリは 微笑みのモチモチさんとして 後世に名を残そうと心に決めたのでした 怪談どこいったと思ったら 大人の階段登ってたってことでね ああ怖い げに恐ろしきは人の業といふもの まあ細かいことは気にせず 今日も元気にビッくらポン! アカリ 💘ご連絡はこちら💘ブログ一覧
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