こころはいつも
初めて出会った日のことは覚えていない。
まだお酒を飲める歳ではなかったと思う。
淡白でさっぱりしていて気取らない君。
たまらない感触に思わず歯を立ててしまう私。
誰にでも合わせられる性格だけれど、やっぱり塩対応だよね。
大好きな砂肝。
〜映画『さとこはいつも』作中の課題「好きな食べ物にラブレターを書く」より〜
※砂肝が好きなのは私の話で、さとこが好きなのは塩辛です。
(公式サイトより)
Xにも書きましたが、映画『さとこはいつも』がとってもよかったのです。下半期ベスト3に入ると思う!
沖田監督らしい、くすっと笑えてほろっと泣けるあたたかいお話なんだけど、色んなところに伏線が張ってあって、めぐりめぐる世界観がとっても楽しい。
映画の好みは人それぞれですが、この作品は私に刺さる要素が多すぎて、心を鷲掴みにされてしまいました。
聡子が歌舞伎を観ないで書いた作文が褒められるシーン。(パンフレットで実際の作文が読めます)
私も本質を突かずにそれっぽい何かをまわりくどく書くことが大の得意で、数々の小論文を乗り切ってきました。
あと聡子の初恋の男の子が『金の斧、銀の斧』について話すシーン。
つい先日『プラスチックの斧』という日記を書いたはいいけどつまらなくてボツにしたばかりだったので、タイムリーで笑ってしまいました。
『UDON』でも出てきた村上春樹『羊をめぐる冒険』が今作にも出てきたし、
なんていうか、巡り合わせみたいなものって面白いですよね。
「誰でも一冊なら、自分の本が書けるんだって。自分の物語。」というセリフが表すように、
“自分の物語を書きたい”という気持ちがこの作品の根底にあると思うのですが、
私は特に物を書きたいと思ったことがないんですよね。
それより皆の人生を知りたい、教えてもらいたい、という気持ちの方が強いです。
そこにほんのちょっぴりツッコミを入れさせていただいて、共に笑い合えたら最高に楽しいと思うのです。
みなさまの思いを清濁併せ呑む、原稿用紙のような存在。
サウイフヒトニ
ワタシハナリタイ
有村架純ちゃんはネブライザーNGだったんでしょうか?みてみたかったです。
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