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メアリー

メアリーさんの口コミ一覧 - 1件

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    橙(だいだい)さんではなく燈(あかり)さんです

    キンペーバイという店名とチャイナドレスの衣装に某国の関係機関と思っておりましたが、電話口での店員さんは「〜あるよ」とは言いませんでした。「近平梅」ならぬ「金瓶梅」は由緒正しい高級店であり、かの文豪、川端康成や森鴎外も湯治に訪れたと魏志倭人伝にも記されておりますやら。受付を済ませトイレに行き(引き戸とは思わずガチャガチャと押したり引いたりしてしまった)ほどなく案内され階段を昇ると
    そこには文豪が座っていました。「待っていたぞケンチロウ!」足元を見ると誰か踏みつけています。「貴方はもしや村上春樹さんでは?」「そうかもしれない」彼は鉛のような口を動かし答えました。燈さんはプロフィールと同じ濃い青色のチャイナドレスを纏っています。う、美しい「うふふ、さあどうぞどうぞ〜♪」可愛い声で手を繋いで部屋に案内してくれる燈さん。足元から「ムギュッ゙」と春樹さんのうめき声、ニコニコ笑顔の燈さん。ソファに座らされた私を見つめる燈さん。まるで瞳の奥に吸い込まれそうです。私は目を見たら石にされてしまうという神話を思い出しました。やがて美しい顔がゆっくりと近づいてきて互いの唇が触れた瞬間、御経を書き忘れたある部分が石のように硬くなってしまいました。その後の事は憶えていません。時に古代ギリシャ、時に中世欧州、時に春秋戦国時代と時空を彷徨い気付くと上野東京ラインの中でした。夢のような時間でした。あれが世に言う「燈ワールド」だったのでしょうか?一度ハマったら抜け出せません。恐るべし燈さん。