余韻の正体
極上の時間というものは、いつだって音もなく始まる。
扉が閉まるその瞬間、
外界との境界線は曖昧になり、ここがどこで、何時なのかさえ、ゆっくりと輪郭を失っていく。
極楽の快楽を堪能した次に始まるのは至福の時間。
グラスが触れ合う乾いた音。交わされる何気ない言葉。視線の奥にある、まだ名前のついていない感情。
それらは静かに積み重なり、やがて二人だけの温度を作り出す。
笑い声は自然と重なり、時間は、まるで誰かの悪戯のように加速していく。
そしてその終わりは、あまりにも無機質に訪れる。
部屋の空気を裂くように鳴り響くコール音。それはまるで、現実が二人を取り戻しに来た合図のようだった。
ほんの数秒前まで確かにここにあったはずの余韻が、指の隙間から零れ落ちていく。
楽しい時間ほど、どうしてこんなにも短いのか。
答えの出ない問いだけを残して、時間と物語はまたひとつ幕を下ろす。
帰路につく電車の中、窓に映る自分の顔はどこか現実味を帯びていて、先ほどまでの時間が、まるで夢のように遠ざかっていく。
揺れる車内。無機質なアナウンス。流れていく見慣れた街の灯り。
そのどれもが、あの部屋の空気とはあまりにも違っていた。
スマートフォンを手に取り、指先で画面を開き、一瞬だけ言葉を探す。
ほんの数時間前まで、隣にいたはずの人へ。
言葉にできないほど濃厚で濃密、お互いが重なり溶け合った事や
何気ない会話、重なった笑い声、そして湯上がり一緒に飲んだ酒を交わしながら話した事。
まだ消えきらない記憶をなぞりながら、数時間前の出来事を思い出しながら指先で文字を打つ。
送信ボタンを押した瞬間、今日という物語は、静かに幕を下ろした。
数分後、私のスマートフォンが鳴った。
「こちらこそありがとうございます。またよろしくお願いします。」
( ・д・)?
あんなに楽しかったのに会社の上司に送るような文章、しかも敬語で送られるの、アレ、何?(笑)
すっげーーー寂しいんだけど( ;∀;)!ww
さっきまであんなに楽しかったのに!?!
別人?!( Д|||)ガーーーン
一人、二人どころの騒ぎじゃない、
結構多いんだよ、温度差が激しいお客様(爆笑)
その温度差が寂しかったりなんなりと…気になって仕方なかったので仲良いお客様に問い詰めたら、
↑詰めたんかーい(/ロ゜)/
「割り切ってるので(笑)」と言われました。
あぁ…なるほどね(´ω`)、、、
みんなは割り切って帰宅しているけど、私は一緒にいて楽しかった余韻に浸ってるんだぜ??
あんなに笑って、あんなに話して、あんなに「楽しかったね」って共有したはずなのに、
帰った瞬間、
試合終了のホイッスル鳴って気持ち切り替えるお客様が多いけど、あの一瞬を全力で楽しんで、スッと現実に戻れるその切り替えの速さ。
ちょっと悔しいけど、ちょっとだけカッコいいとも思ってしまうのがまた悔しい。。。笑
本当に私のお客様はいい人多いなぁ👦
いつも一番の味方になってくれてありがとうね。
出勤日数より、どう考えてもブログの投稿頻度の方が多い稜彩より。
\ 毎日投稿、頑張ってる /
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